ひまなとき、見にきて

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男脳と女脳の違い

今日も読んでくださり、ありがとうございます

昨日テレビを見ていたら、男脳と女脳はどこが違うのかを解説していました
何個か違いはあったんですけど、主なのをひとつ出すと、男脳に比べて女脳はセロトニンという物質が少ないのだそうです
女性は男性に比べて少ししか自力でセロトニンを生成できないのだそうです
セロトニンには感情をコントロールする働きがあります
セロトニンが少ないということは、うまく感情をコントロールすることができないということなのですね

確かに、男と女が喧嘩すると女性の方が感情的になって泣いたり、一人で盛り上がっちゃうことが多いですよねw

それと、女性は男性に比べて不安になりやすいのだそうです
これもセロトニンと関係があるようです

で、ここまでセロトニンセロトニン書いてますけど、全部セロトニンが悪い訳じゃないと思うんですよね
怒りや不安をどうやって処理するかの、自分自身の問題なんです
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まず怒りって、1つの火種があると次から次へと燃え上がるじゃないですか

例えば夫婦がいたとして、妻が自分の旦那に部屋が汚ないから掃除しろ、と言われたとする
こういう場合、妻は指摘されたわけですから、ちょっと気分が悪くなります
それで、気になるなら自分で掃除すればいいじゃないとか言いますよね
そして言い返したはいいけど、妻は気分が悪いまま、というか、旦那に対して怒りを持ってしまっている
ここで怒りを消せれば何の問題もないのですけど、1つムカツクことを言われた妻は、
旦那に言われた昔のムカツクことまで思い起こして更に怒りを強くしてしまうんです

このように、火種は外からやってきます
だからその火種をどう処理するかが問題となる
自分の心の中に紙など燃えやすいものがあった場合はすぐに燃え上がってしまいます
通常の場合はそうですよね
それでそこで収まればいいんですけど、大抵の人はガソリンとか掛けちゃって、上記のように今関係ない過去のことまで引っ張り出してきて怒ったりする
よくあることなのですけれど、それはいけないことなんです
私の敬愛するスマナサーラ長老は言っております
断言して、怒りは悪で猛毒だと
猛毒だから、あっという間に全身に廻ってしまうのです

怒りを全身に廻さないようにするには


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簡単に出来る方法として、海のような、空のような広い心、なにがあってもびくともしない心を持つぞ!と決め込むことです
すぐに怒る奴=バカでどうしようもない奴です
どうしようもなく心の狭い奴です
そんな奴にはなりたくないですよね
例えば松明を持った奴が海に行って、「この海を燃やし尽くしてやるぞ!」と、持っていた松明で海を燃やそうとするとします
でもそれは無理ですよね
ただ松明の火が消えて終わりです
このように、広い海のような心を持っていれば、例えどんなに大きな怒りの炎が襲ってこようとも、べつに大したことはありません
火が消えておしまいです
心が広いとは、そういうことなのです
もうひとつ怒りを出さない方法として、出てきた怒りを見つめるという方法もあります
自分の中に怒りが出てきたら、あ、怒りだ、と静かに見つめるのです
「怒っている自分がおります」
と、斜め上から自分を見つめます

そうすると客観的に自分を見ることができ、怒っているのを忘れる、というか、怒っていること自体どうでもよくなってしまいます
これは、原始仏教ヴィパッサナー瞑想という、れっきとした瞑想方法で、心の中に思っていることをジャッジしないで、
例えば悔しさが心にあったとしたら、「悔しい、どうしたらあいつに勝てるだろう、あの時はああ言えばよかった」
とか余計なことをグルグル考えるのではなく、「悔しがっている人がここにいます」と、自分を見るだけでいいのです
悔しさ、悲しさも、すべては怒りにつながっています
だから、怒るということは暗く不幸なことです
怒りがなくなると、本当に幸せな気持ちになれます

この先ずっと、幸せで平穏な気持ちである続ける為に、怒りが心に入ってくる隙を与えないよう、
自分できちんと管理していかなければならないし、私もしていこうと思っております